
本作は、異なる質感と色合いをもつ裂布を幾何的に縫い合わせ、立体的な袋物として構成したパッチワークバッグである。

パッチワーク部分は手縫い。全体はミシンで縫った。縫い合わせていくうちに柄が広がっていくのが楽しい。布にアルファベットと番号を振り、区分けして縫い合わせている。


「縫う」ということが、日々のリズムを取り戻すような、自分自身を整えるためのセルフケアである。
手を動かし、布と向き合い、目の前にある素材を少しずつ組み合わせていく過程に癒される。完成がさみしいのは、自己修復的の作業の終わりとなってしまうからなのかもしれない。
