
本作は、透明樹脂の中にドロップを封入した指輪である。
樹脂の光沢が糖衣の艶を増幅させ、視覚的には強い可食性の魅力を放ちながら、実体としては決して口にすることのできない非可食物となる。
食べものとしてのリアルと、物質としての人工性、知覚上の違和感がせめぎ合い、そこに興味や認識のズレが生まれたら楽しいなと考えた。

本作は、透明樹脂の中にドロップを封入した指輪である。
樹脂の光沢が糖衣の艶を増幅させ、視覚的には強い可食性の魅力を放ちながら、実体としては決して口にすることのできない非可食物となる。
食べものとしてのリアルと、物質としての人工性、知覚上の違和感がせめぎ合い、そこに興味や認識のズレが生まれたら楽しいなと考えた。